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昨年、熊野で開催され好評を博した山岳古道集中山行。その第2弾として、今年は大分県・国東半島での集中山行が企画されました。
国東半島は、古くから山岳信仰が根付き、天台宗系の修験道と宇佐八幡信仰が融合した「六郷満山文化」が栄えた地。廃仏毀釈を免れた神仏習合の姿が今もなお残る、歴史と信仰が息づく神秘的な場所です。
両子山火山によって形成された深い谷と急峻な崖。その険しい地形が修行の場となり、多くの寺院が築かれてきました。そんな厳しくも美しい自然の中を歩きながら、古道に息づく歴史や文化を体感することができます。
4月26日には、両子山の山頂(標高720.2m)にて登山安全祈願が行われ、その後、半島東端のホテルで懇親会が開かれる予定です。
全国の会員に向けて、国東半島の山岳古道の魅力を存分に味わってもらうために企画されたこの特別な機会。興味のある方は、ぜひこの機会に国東半島を訪れてみてはいかがでしょうか。
【開催時期】
4月26日(土)(懇親会)、27日解散
【開催地】
大分県国東半島
【懇談会会場】
ホテルベイグランド国東
【参加資格】
日本山岳会会員とその家族(山岳保険に加入の方)
【集合】
2025年4月26日15時、両子山山頂
集合の方法:両子山山頂には、両子寺から歩く(2コース)か古池(高地池)あるいは走水観音からの歩き(1コース)があります。
ただ両子寺や古池、走水観音へのアクセスはマイカーかレンタカーしかありません。
バスはなく、タクシーはほとんど利用できません。
車の場合は、両子寺の駐車場に置いて山頂を往復。
あるいは走水観音に車を置き、郡境尾根で両子山山頂に登り(およそ2時間)、復路は両子寺に下るコースが考えられます(両子寺—走水観音間の距離1km)。
お薦めは、空港もしくはホテルベイグランド国東に車を留め置き、企画した4つのコース(A・B・C・Dコース)で両子寺に行くものです。
これとは別に、農村民泊での送迎を利用する方法もあります(詳しくはこちら>>>)。
【26日の行程】
15時に両子山山頂に集合→自衛隊道路や「お山コース」で両子寺に→両子寺で安全登山祈願
→チャーターバスでホテルベイグランド国東→懇親会
27日解散
【参加費】※費用はプランやコースによって違います。
基本コース参加費 1人22,000円
(26日懇親会・宿泊、両子寺志納、ホテル間バス料金、記念品などが含まれています)
(マイカーなどで直接両子山とホテルにくる方▶1人20,000円、懇親会のみでバス・宿泊なしの方は1人10,000円)
※ホテルの部屋は原則4人部屋です。
※オプションがあるので、詳細は下記をご一読ください。
【オプション】※オプションにはスタッフが同行します
Aコース・Bコース(25〜27日)
Cコース・Dコース(26〜27日)
【申込締切】
3月20日(水)
【お申込み・お問い合わせ】
①現地について:国東市観光協会0978-72-5173
②その他:jac-kodo@jac1.or.jp
【山岳保険】参加者は山岳保険に加入ください。中山仙境以外にも危険なところが多々あります。観光地ですが、柵や手すりなどはほとんどなく、落石のリスクもあります。
【荒天の場合】
中山仙境など危険個所があるため、バスでの観光に切り換えることがあります(現場判断)。
【山域の留意点】
(1)1/25000地形図には、この山域の林道や登山道の記載が少なく、ルートファインディングに時間を要します。YAMAPのデータの利用をお薦めします。
(2)昨年9月の台風10号で道がかなり被害を受けています。車両が通行できない公道が複数あり、幹線道路以外は事前のチェックが必要です。また、登山道が荒れ、修復には至っていないところが多数あるようです(2024年12月現在)。
(3)案内版や標識が極端に少なく、分岐が不明瞭で、名所旧跡でも探すのに苦労することがあります。登山道はなおのこと標識、道標がわずかしかなく、赤符もないところがほとんどです。
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